【資産形成】日本人の給料はなぜ上がらないのか
おはようございます。
自分の給料がどうなっていくのか、純粋に気になったのである本を読んでみました。
【日本人の給料はなぜこんなに安いのか】 著 坂口 孝則
以下2点が主な原因なようです。
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1製造業ベースの雇用スタイル
製造行的な終身雇用全員横並びの安定した給与形態
2流動性ベース
日本は転職しないやめない、首にならないという基本的に雇用に対して流動性が少ない国である。
転職しても管理職になれないケースが多いことも流動性が下げる一因になってい給料が少なくなる。
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安い給料で使いまわされがちな日本的雇用形態
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*定期購買で例えると…
1 一度契約したら38年間は購読義務有。その代わり1冊の値段は500円という契約
2 1冊1000円だが、1冊で契約打ち切りも可能
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内容を確認したい人は1000円を選ぶが
定期的に購読する可能性がある人は初めから一冊当たりの価格が安い前者を選択する
これを人事選考に例えると
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・年収500万円でずっと雇用する社員
【旧日本製造業的雇用スタイル】
・年収1000万円だが成績次第では1年しか雇用しない社
【外資の雇用スタイル】
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つまり企業からすれば
・もしかすると力がない可能性がある社員に対して年間500万円払い続ける
・年間1000万円を支払うかもしれないが1年以上の雇用責任がない
この2つの選択肢を選べる現状で日本は前者的な雇用がまだまだ主流となっている。
2 流動性が低い
社員、企業双方が上記の雇用的リスクを背負うことによって市場での給料が決定いる。
その中で就労の自由にのっとって労働者が自分に適した市場に移り行く(流動性)を持っているがといい転職が盛んな場合は流動性が高い、転職しない場合を流動性が低いと表現しているが…
日本的雇用の場合にはあるプロジェクトに関して没落した場合でも
そこで生じた必要としない社員に対しても雇用を守る必要がある
こうして世の中の働かないけど給料を若手よりももらっているおじ様たちが出来上がる
このような労働者にとってはリスクの低い日本製造業ベースの労働契約のせいか
日本では34~54歳の男性間で入社から同一企業内で働いている割合が
先進国の中では上位となっている
以上のようにリスクを取って転職していくメリットが少なく
転職に踏み切る人が生じにくい現状も給与増加に踏み入れない原因の一つであるといえる。
今後給与が伸びていくかわからない現状において早いうちに資産形成を行っていくことに対してよりシビアに考える必要をより感じるものとなりました。
モチベーション高く今後もこつこつ形成していきたいと思います。
終わり