【20代投資家】老後2000万に対してできること
「老後はとりあえず2000万円必要だ」
おはようございます、朝から意識高い系youtuberでこのような言葉を題材にやんやん申し立てており憂鬱な気分になりながらしたためております。
この言葉皆さんご存じでしょうか?
もともとは、2019年6月3日 金融庁発表の市場ワーキンググループ報告書より“高齢社会における資産形成・管理”から生まれたものであり
算出された老後資金の「不足額」に対して、老後に生活していくうえで2000万円が足りない、さらに年金受給額が人口減少とともに提言していくことが推測されていくため今までのような年金をあてにした悠々自適な生活はいまや夢物語であることを強く提言している内容になります。
・計算方法
家計調査の結果から高齢夫婦無職世帯(リタイア後)
の家計において実収入よりも実支出の方が
55000円/月
多く赤字となっていること。
平均寿命が
男性:81歳
女性:87歳
と仮定したときにリタイア時の年齢を60歳と仮定し
平均余命(あと何年生きるのかという指標)を算出したところ大まか20~30年の間この赤字55000を推移しながら生活することとなります。
55000×12か月×20年=1320万円
55000×12か月×30年=1980万円
ここで取り上げた余命30年のパターンを取り上げて老後は大まか2000万円が必要であると報告しているというわけです。
「これくらいであれば退職金で賄えそうだ」
と安直な僕は思ってしまいました。
実際2017年における定年退職者の退職給付額は平均で1700万円~2200万円程度そして高齢夫婦無職世帯の平均貯蓄額は2340万円であり。
元来であればこの不足していくであろう赤字部分を退職金をあてにすることで十分に補填できていたという素晴らしいループだったわけです。
なぜ、2000万円問題が指摘されてきているのか?
これに関しては、
・「人生100年時代」いわゆる長生きリスクによる単純性の貯蓄の枯渇
・生産年齢人口減少による、年金受給の減少
・退職金の減額(無給化)
が考えられているためです。
単純に2019年と同額の年金額、支出額で暮らそうと思うと
55000×(30年+10年)= 1980万円+550万円
あくまで同額の年金を受け取ったと仮定しても550万円足りないという結果。
さらに、企業による退職金の減少によって今までではっきり言って退職金をあてに家のローンを完済する人生設計であったり、老後の心配するまでもなく働きぬけばぬくぬくと生きられてきたわけですが、平均として1000万円ほど減少するのではともいわれています。
それだけで1500万円の不足。
さらに、年金が減額するとなると
生活レベルを落とすか、自分で貯蓄し耐えるしかないわけです。
これを示唆するために政府も個人による資産形成を促進するべく掲題のような発信を徐々にしていっているという流れになります。
恐ろしい話です、大学生から社会人になり急に老後のことを考えさせられるとは…
ただ、早いうちだからこそ享受できていること、リスクヘッジに早速動き出せることを考えると、それぞれの年齢にそってできることは多くあります。
資産管理に関しても今後発信していきたいと思いますが
私が行っていることも少しご紹介すると
・積み立てニーサ+特定口座での米国投資信託(sp500連動)
計 5万円/月積み立て
計 10万円/月積み立て
これが確実に行う子ができれば単純計算でも
20年後に3600万円
(為替、基準価額の減少リスクはあり)
用意できることになり、さらに複利効果が働けばさらに資産を増加させることも期待できます。
今のところは積み立てる金額をアップさせること、に注力し入金力を加速させることでパワープレイながらも老後の不安を今できることで解決していきたいと考えていきたいと思っています。
資産動向も今後備忘録としてアップしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
おわり